歯科医として生きる|大阪駅梅田の歯科医院 梅新デンタルクリニック歯科
これからは誤魔化しができなくなってくるでしょう
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歯は悪くなったり、抜けてしまえば二度と「治る」ことはありません。歯を削ったり抜いてしまえば、どんなに手を尽くしても、二度と元通りにはなりません。どんどん削って、どんどん抜いて、インプラントや矯正、かみ合わせ治療で、不可逆で派手な治療をバンバンやるのがいい歯医者ではないと思います。

歯も体も不可分です。臓器を診て人を診ない、細分化された医療の弊害が噴出していますが、歯を一気に触れば、それだけ負荷が身体にもかかります。歯はできるだけ触らないほうがいいのです。
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本当にいい歯医者さんってどんな人?

もっといえば、歯が悪くならいようにするのがいい歯医者の仕事です。むし歯などはいったん進行してしまえば、歯は元には戻りません。最小の処置で済むように治療メンテナンスするのが、本当にいい歯医者だとわたしは考えています。

ブラックジャックよろしく、きったはったでガンガン口の中を治療するのができる歯医者とは想いません。それで患者さんは大きな負担を強いられ、痛くていやな想いをする、高額な治療費がかかる、そんなのが医療の本質ではないのです。
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私の生きがい

私は、小さなむし歯をどれだけ質の高い治療するかが生きがいです。悪くなる前にどれだけケアしてあげられるかがプロだと想ってやっています。もちろん、どうしても悪くなってしまった歯については、それだけ大掛かりな処置をしなければいけません。患者さんのその痛み、不快感と目一杯付き合って丁寧に治療します。
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歯が痛くなったら、感謝してみよう

痛みを知って初めて人は健康のありがたさ、歯の大切さに気づきます。みなさん自分で生きている、自分の体だから少々不摂生をしても大丈夫だと思っているかもしれませんが、たとえばあなたの心臓の鼓動ひとつとっても自分の意思で動かしたり止めたり、早くしたりゆっくりしたりと調節できないでしょう。口の中の唾液には様々な酵素やホルモンが分泌されて、歯自体も新陳代謝をしています。あなたの体が良くなるように文句ひとつ言わずに働いてくれているのです。

歯が痛くなったり、体調が悪くなる、病気になる―というのは、あなたの体からの異常を知らせるサインなのです。歯が悪くなってしまったら、日ごろ自分を生かしてくれている自分自身の体に改めて感謝する気持ちをもってみてください。普段は忙しく、たくさんの情報が押し寄せ、いろんな雑音のなかで暮らしていますから、「あれ?なんか変だな」と思ってもどうしても後回しにしてしまう。その結果、むし歯になってしまったり、病気になってしまったりと体にしわ寄せがいっているのです。

あなたの体が発するメッセージに耳を傾けてあげてください。そして良い治療、本当に悪くなってしまう前のケアを早めに受けて、自分自身を大切にできる人に成長していければ、結局自分が痛い目にあわなくて済むわけです。

 

梅新デンタルクリニック歯科

 

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